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人間の欲求

人間の欲求 人間には一人ひとりに個性があることは言うまでもありませんが、近年、益々その様な個性を尊重する社会が求められています。しかし、一方で人間には誰もが持つ共通の欲求があることも忘れてはなりません。
一般的に人間の基本的欲求は食欲や性欲などの「生理的欲求」、社会や地域から認められたいという「社会的欲求」、新しいことや未知なることを知りたいという知的好奇心とも言える「知的欲求」、身体を自然に動かしたいという「身体的欲求」があると言われています。
この4つの欲求の中で「レクリエーション」は、「生理的欲求」を除く「社会的欲求」と「知的欲求」と「身体的欲求」の3つの欲求に深く関係していると考えられています。

レクリエーションの概念

もともと、「レクリエーション(recreation)」という言葉はre(再び)とcreate(創る)が合体した言葉で、語源のラテン語の意味は「再びつくる、元気を回復する」という意味で用いられていました。
また、「recreation」を日本語に直訳すると、「娯楽」「余暇」「レジャー」「気晴らし」になりますし、広辞苑では「仕事や勉強などの疲れを、休養や娯楽によって精神的・肉体的に回復すること。また、そのために行う休養や娯楽」となっています。
更に、イギリス・オックスフォードの英・英辞典には「仕事をしていない時に、楽しむために行う人々のありさま。仕事をしていない時に行う特定の活動」となっています。
只、この様な「レクリエーション」という言葉が持つ広く深い意味合いを日本語で表現することが難しかったため、現在、外来語としての「レクリエーション」という言葉が広く普及していると言えます。
つまり、現在、一般的に使われている「レクリエーション」とは「勉強や仕事の合間の余暇を利用して自発的に個人または集団が行う活動や経験を意味し、ゆとりと楽しみの創造を目標とする」と考えられています。

レクリエーション活動の3つのステップ

レクリエーション活動の3つのステップ そして、「レクリエーション」を社会学的に捉えると、「レクリエーション」には3つのステップがあると考えられています。
まず、「レクリエーション」の1つ目のステップは「休息」で、仕事や勉強の疲れやストレスを「休息」を取ることで取り戻すことは誰もが自然に行っていることです。この様な「休息」を「レクリエーション」の第1ステップと考えることができます。
そして、「レクリエーション」の2つ目のステップは「気晴らし」です。
「気晴らし」には単に「休息」を取ることを超えた意味合いが含まれています。例えば、「気晴らし」にウォーキングやランニングをすることも「レクリエーション」と言えますし、他人に話し掛けることも「気晴らし」になります。つまり、1人で単に休むだけの「休息」に対して、「気晴らし」は能動的に1歩踏み出しグループや集団などの他人との良いコニュニケーションを創造するという意味合いが含まれてきます。
最後に「レクリエーション」の3つ目のステップは「自己啓発」です。
「自己啓発」というと少し真面目なイメージがあり「レクリエーション」とは遠いと感じる人もいるかもしれませんが、何かに打ち込んでいく中から新たな自分を発見し新しいコニュニケーションが生まれると考えられます。
つまり、「レクリエーション」による「休息」と「気晴らし」を経て新たなステップに向えるとすれば、「レクリエーション」は「自己啓発」にとって重要な要素と言えます。